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【2024/05/17 13:47 】 |
麦畑・・・

麦畑である。
 
 「むぎばたけ」とどうして畑の読みが濁るんだろう。「人々」もひとひととはいわず「ひとびと」と濁る。こんなこと数えあげればきりがないが、なんでそうなるの? 田畑は普通は「たはた」と読むが、これはどうして濁らないのか?
 
 要するに主従の関係を考えればいいらしい。麦畑は、麦が形容というか修飾で、畑が主(あるじ)だ。こんなときには主のほうが濁る。 けど、田畑の場合は「田」と「畑」は同等ですから濁らない。いろんな言葉を応用してみてください。
 
 分かりにくいときは、麦畑の間に「の」とか「と」を入れてみる。「麦畑」は「麦の畑」であって、「麦と畑」ではない。田畑は「田と畑」であって、「田の畑」ではありません。そのことばに主従の関係があるときは濁ると、まあそういうふうに覚えていればいい。
 
 1階、2階、次は・・・。最近の若者は3階(さんかい)などと平気でいうらしい。正しくは「さんがい」だ。けど、それで意味が通らないわけでもないから、日本語は時代とともに乱れ変化し発展する。それでいいではないか。 
 
 それにつけても、この風景。麦畑はほんとに少なくなった。母が「昔は麦まきの村一番の名手やってんで」という。 20代の頃の母が、右の腕をひねり手の平から麦の籾をまきながら進む姿を想像してみた。
 

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【2011/03/30 09:32 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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