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原発を運転すると必ず核のゴミが出る。
だから毎日出ているわけだ。そのゴミを「低レベル放射性廃棄物」という。名こそ「低レベル」だが、騙されてはいけない。なかにはこれを詰めたドラム缶のそばに数時間いたら、致死量の被曝になる物質も含まれている。いま、全国の原発で約100万本くらいのドラム缶がたまっているらしい。 日本で原発をつくった最初のころは、どこでも核ゴミはドラム缶に詰めて近くの海に捨てたという。その頃はそれが当然のことだったらしい。業者がそのドラム缶をトラックに運んで、船に乗せて沖に捨てに行ったそうだ。海底に捨てたドラム缶は一年も経つと腐ってしまう。核ゴミはどうなったか、いうまでもないだろう。
いまは、青森の六ケ所村だ。200万とも300万本ともいうドラム缶を、これから300年ものあいだ管理するらしい。素人考えだが、いったい300年も長持ちするドラム缶があるのか? 廃棄物業者が300年ものあいだ続くのか? これとは別に「高レベル廃棄物」がある。使用済みの核燃料を再処理して「ある物質」を取り出したあとに残ったもので、日本はフランスの会社にこの再処理を頼んでいる。これはドロドロの「高レベル廃棄物」をガラスと一緒に固めて金属の容器に閉じ込めるらしい。 この容器の側に2分間いたら死んでしまうという。 これを六ケ所村に置いて、30~50年間くらい冷やしつづけ、その後、どこか別の場所に持って行って地中深く埋める予定だ、そうだ。 どこへって? そんなことはまだ決まっていない。
「もんじゅ」にはこの「ある物質」が使われているが、長崎の原爆にはこれが8キログラム使われた。 「もんじゅ」には1・4トン使われている。この物質の半減期は2万4000年で、要するに永久に放射能を出しつづける。 まさに「地獄の王」=「プルートー」だから、「プルトニューム」と呼ばれている。 いっておくけど、こんなもので電気を作ろうとしているのは日本だけだ。ウランとプルトニウムを混ぜた燃料(モックス燃料という)を燃やす。 だけど、原発の元々の設計はプルトニウムを燃す構造になっていないという。プルトニウムは核分裂の力がウランとはケタ違いに大きい。だから原爆の材料に使われるわけで、それを使っているのが他ならない福島第1原発3号炉だ。
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