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各地で知事選挙が始まった。
思っていることがある。政権交代がなってからの期待はずれ感や閉塞感を打破するために、「強い個性で引っぱってゆくリーダーだ必要」だという巷の声を聞く。それはたとえばあの名古屋市長であったりあの大阪府知事であったりするのだが、二人の言い分を聞いていると、どうも議会をイエスマン一色にしたいらしく表情にも慢心がハッキリ出ていて危険だ。
名古屋市長は市民税の10%減税をいう。どう考えても税額を多く払っている金持ち層が恩恵をうけ、それによって市の税収が落ち込むことになる。問題はこれを実行するための財源だが、それは地方債(借金)だというんだから、この借金は暮らしの重荷になって要するに庶民が苦しむことになる。この政治は健全ではないし、第一これって自民党となんにも変わってない。
TVニュースによれば、都知事選の第一声は共産党を除く各党首が「自粛」したとのこと。これも変な話だ。東北・関東大震災で国中が大きな困難に遭遇しているこの大変なときに選挙をするというのであれば、未曾有の災害でいま日本が直面する困難をどう打開すべきなのかを正面から論じ合うべきではないか。選挙と有権者のことを真面目に考えているのかと言いたくなる。
巨大な地震、巨大な津波で数十万人、数百万人という空前の規模の被災者。そこへ最悪の原発事故。被災者救援、復興、エネルギー政策と、それこそ21世紀の日本のあり方が大きくが問われている。それはまた有権者が試されているということでもある。
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