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【2024/04/20 13:50 】 |
水車



  平井(古座川町)にある水車だ。

 南紀州は日本でも有数の多雨地帯。昔からそこここで水車がまわり粉曳きに使われていた。水の流れはたくさんあるんだから、このエネルギー利用すれば小水力発電ができる。もう、ダムは作るのは時代遅れだ。
 
 急峻な地形。小水力発電の場所はどこにでもある。農業用水なんかも水車を利用すれば発電ができるし、小さな発電所をたくさん増やすことでエネルギーの自給率を高めることもできるというものだ。
 
 水の流れ。これを水車でタービンをまわす運動エネルギーに変え、それで発電機をまわし、電気エネルギーに変えるだけだ。だから、大工さんと鍛冶屋さんと電気屋さんたちが忙しくなるけど、その人たちがいればできる。
 
 むかしは小さな発電所があちこちにあって、そこの集落の電気をまかなったりしていた。もちろん今はたくさんの電気を使う。 けど、100%自給はムリでも、半分以上の電気をそこで作ってそこで消費することができる。
 
 水力発電がかつては主力だった日本。 火力発電、その後の原子力発電がはびこってきた背景には、社会が重化学工業に偏重し水力発電だけでは電力がとても足りないということがあった。
 
 水力発電の地産地消は、だから同時に、農業などを切り捨てた、かつてのようないびつな国づくりの転換をも求めているのだ。 「脱原発」とはそういうことだ。



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【2011/08/13 15:57 】 | 未選択 | 有り難いご意見(0) | トラックバック()
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