南紀州
南紀州・・・南からの暖流で彩りをかえる熊野の四季。この半島で人々と語りあい考えたことなどを書き連ねます。
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【2025/05/13 13:15 】
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川べりのスズメ
紀ノ川の河口ちかくの川べりで憩う小鳥たちを見かけた。
遠目にはホオジロかと思ったが、近づくと頭が黒くなく茶色だった。スズメだ。なので、かなり近づいてカメラを構えても平気だ。農家に生まれたこともあり、スズメにまつわる思い出がたくさんあるし、習性も知っている。
この小鳥の数はここ20~30年の間に激減した。専門家の調べでは、なんでも50年前の10分の1に減ってしまったらしい。農作業が機械化され、地に落ちたモミが減り、それによって冬の餌が不足したことなどが理由らしい。
とはいえ、減ってはいるものの絶対的な個体数はまだ多く、いまの減少スピードなら数十年後に絶滅してしまうことはないとのこと。ほんとうだろうか。
昔から、あの「チュン チュン」とよく鳴く姿から、スズメはウワサ話を好む人たちに例えられてきたが、農家にとっては害虫を食べてくれる小鳥でもあった。
だが、その農家がこの50年間に姿を消していった。農家の屋根に巣を作っていた頃が懐かしいに違いない。それを思うとなおのこと愛しく思えてくるのである。
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【2012/01/15 13:10 】
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猛禽類
1月9日の昼頃だった。
添野川(古座川町)の上空で目撃した猛禽類の争いの瞬間だ。このあと、コンマ何秒後に上の鳥が大きなトビを急襲した。紀伊半島を走っていると、ときに滅多に見られない光景を目にすることがあるが、これもそうだ。こんなシャッターチャンスはそうはない。
地球上の生きもののなかでもっとも速いのはハヤブサらしい。時速376キロが記録されているとのこと。 紀伊半島にはそのハヤブサをはじめ、オオタカ、クマタカ、イヌワシ、ノスリ、それになかなかお目にはかかれないがミサゴなどが生息している。そばで見るとみんなデカイ。
添野川地域は南紀州のほぼど真ん中、熊野の山奥だ。以前、白浜駅の上空でハヤブサが鷺を襲うのを見た。電柱のトップにとまって辺りを見る眼は刺すように鋭くゾッとしたのを覚えている。奥地では、こうした光景は日常なのかも知れない。
【2012/01/10 10:57 】
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虹をみた
正月、海岸通を走っていると、頭上に大きな虹がかかった。道をゆく車たちもゆっくりと走り、みんな虹を見上げていた。路肩に車をとめ携帯で虹を撮った。ふと思ったのがノアの箱舟のはなし。
地上の悪を退治するといって神は大洪水を起こす。信頼されていたノアは神から命じられ箱舟をつくり、家族や動物のつがいを乗せた。洪水は40日続き、地上の生きものを滅ぼした。
水が引いたあと、ノアは家族や動物たちと箱舟を出た。ノアは祭壇をつくり神に献げ物をした。神はノアとその息子たちを祝福し、ノアと子孫たち、地上の全ての生きとし生ける物を滅ぼすような大洪水はけっして起こさないと約束した。
神は、その証として空に虹をかけたのであった。
【2012/01/07 14:12 】
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ふるさとの海
透明な寒風が吹いていた。
凪いだ水面を見ているとときがとまっているかのようだ。ここはふるさとの海。家から自転車を7~8分走らせるとこの浜に出る。松林のなかの小路を通り過ぎだれかいるかと砂利浜に出ると、釣り人がひとり投げ釣りを楽しんでいた。多分、キスを狙っているんだろう。
正月の浜にしてはあまりにも人影が少なかった。その昔、正月というとここでは凧あげをする家族連れをよく見かけたもんだ。高校生のころ、山から竹を切ってきてヒゴにし、手作りの凧を作ってはこの浜に来てあげたものだった。むろん、当時の高校生がみんなそんなことをしていた訳ではないが。
ふるさとの海はいい。
意味もなく海を見にやってきては、砂利浜に座ったままで幾時間を過ごした時代は遠く過ぎたが、こうして水面を眺めているとむかしに戻ったかのような錯覚に陥る。
少し暖かい日に釣り糸でもたれてみようかと、ふっとそう思った。
【2012/01/03 22:07 】
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妙心寺
妙心寺へは京都駅33番ホームから乗り、花園駅で下車する。
有名な太秦(うずまさ)のひとつ手前の駅が花園だ。まだ若かった母と二人でこの駅に降り立ったのは40年もむかしのことで、その日も快晴でこの寺を散策した。
駅前の風景もずいぶんと変わったと感じた。道ばたのうどん屋に入り聞くと、うどん屋を開業して25年になると主人。「40年前のことは分かりません」といった。
「西の御所」と京都の人たちは呼ぶらしいが、とにかく広大な敷地に50近い寺々が建ちならんでいる。ちょうど秋の観光シーズンの最中で、たくさんの人々であふれていた。
妙心寺のホームページを開くと、「宣言・原子力発電に依存しない社会の実現」というアピールが目に飛び込んでくる。宗教者の願いを社会に発信しつづけるこのスタンスが小気味よく清々しい。妙心寺派の世の中との関わり方がいいと思った。
1時間半、敷地のすみずみに足を運んでみたが、一つ一つのお寺に入る余裕がなかった。またいつか行ってみたいところだ。
【2011/11/27 14:00 】
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里の秋祭り
昼ごはんにイガミの煮つけをご馳走になった。実に美味。あまりの美味しさに二皿目を申し出ると、「ようけあるさか食べよし」と気前よく出してくれた。イガミの煮付け、実は小さい頃からの大好物なのである。
この時期に
紀伊半島を走っていると各地で秋祭りと出会う。地元に若者が少なくなり、いくつかの地域では祭りも消えかけていると、そんなことをよく耳にする。だが、ここの秋祭りは幸いにして若者たちが多くにぎやかだ。
「松の木のオンとメンの区別ら、きょうび誰もわかるもんか」と、お笠づくりをしていた古老がいう。 松にオスとメスがある! だが、そんなことを知る機会が若者にはない。山に入ることなどないからだ。
お笠のてっぺんに稲穂と松の小枝をくくりつけるわけだが、古老の言い分もわからない訳ではない。しかしだ、やはりこだわりたいと思うのだ。 「オンは黄色っぽい花が、メンは赤っぽい花が咲くんや」と、何十年も前に親父に聞いたことがある。
祭りのころになるとそれを思い出す。
【2011/11/15 10:43 】
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大斎原(おおゆのはら)
熊野川の中洲にある旧本宮大社跡の大鳥居をくぐると杉木立の道がのびている。日本一大きいという鳥居だが、辺りが広々としているせいかそれほどには感じない。
どれほどの樹齢かは知らないが、昨日や今日の杉ではない。秋の陽がさしているが、もう涼しいをこえて肌寒い感じがする。名は知らないがすぐ近くで小鳥の鳴き声が通りすぎてゆく。
ふと、その昔、照手姫(てるてひめ)もここにたたずみ、鳴く鳥の声を聴いたんだろうかと思う。彼女が慕った小栗判官もまた、湯の峰で傷をいやす日にいっしょにこの道にたたずんだのだろうか。
ときおり吹く秋の風にのって、小鳥たちの泣き声が流れてゆく。
【2011/10/28 11:44 】
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道ばたの銀杏
福定(ふくさだ)の銀杏。
台風12号にも耐えたのだろう、堂々と繁り立っていた。新宮までの国道が復旧したと聞き、山ごえの道を走った。その道すがら、二川をすぎてから目に飛び込んできたのがこの福定の銀杏だ。葉はまだ青々として辺りを圧倒していた。
この銀杏が全身を黄色に染める姿を見ようと、あと一月もすると多くの人々がこの樹の下にやってくる。紅葉まえの銀杏など面白くもないというのか行き交う車は一べつもくれないが、この樹の真下にたたずんでみてほしい。時おり吹く風に、誘われて歌う声を聴いてほしい。
カメラを構えていると、近所のおばさんが畑から声をかけてきた。” 紅葉にはまだ早いんと違うん ” いや、これが好きなんでと応えようとしたが、何も言わずに笑顔をおばさんに返した。すると、秋風が心地よく吹きぬけた。
【2011/10/24 18:50 】
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木の実のおちる夜は
しずかな しずかな 里のあき
お背戸に 木の実の おちる夜は
ああ 母さんと ただ二人
くりの実 にてます いろりばた
「里の秋」(斉藤信夫・作)だ。教員だった斉藤は教え子を戦場に送った過去を悔い、職を辞しこの歌を作ったと聞いたことがある。それはともかく、写真の丸山千枚田の周辺を通るたびになぜかこの歌を思い出す。
「背戸で木の実の落ちる」音を耳にしたことがあるだろうか。辺りに物の音はない夜、月明かりに誘われて外に出たことがあるだろうか。耳を澄まし目を閉じると、椎の実、どんぐりやくりの実の落ちる音が聞こえてきた。
庭に植わった木々であれ、そばの里山であれ、里の秋とはそうしたものだった。この千枚田の周辺にはまだその環境が残っている。四季の折々の顔で迎えてくれるが、この風景がいつまでも残ってほしいと思う。
【2011/09/22 12:28 】
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濁流に流された牛
美浜町の煙樹ヶ浜に打ち上げられた牛だ。
台風12号は紀伊半島の各地に壊滅的な被害を残した。日高川上流の牧場から牛500数十頭が濁流に飲み込まれ流された。牛たちは日高川を20キロ以上流され、浜辺に打ち上げられたたことになるが、写真のように生きている牛が何頭もいたから驚きだ。
もっと驚かされたのは、日高川から押し出された濁流とともに、牛が紀伊水道を突っ切って徳島県でも発見されたことだ。氾濫した水の勢いというものが、どれほどのすさまじさであるかを物語っている。
「朝になったら、牛が浜辺でモ~って鳴いてる」 「あいつら、なんでこんなとこにいてんな」- 海岸近くで牛たちを発見した人々の話だ。前代未聞の出来事が実際に起きた。 こんな雨は初めて経験した-今回、各地でこの声を耳にする。
救援活動が急ピッチで行われている。近畿はもちろん、県の内外からボランティアが救援にはせ参じてくれている。土砂ダムがいくつも出来、雨がふれば危ない状況がまだ続いている。なにより、行方不明の方々もまだ多くのこされたままだ。
【2011/09/14 17:43 】
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那智川・汐入橋
9月7日の昼前。
新宮市に向かっていた。国道42号線の道すがら、那智川に架かる汐入(しおいり)橋の上で信号が赤にかわった。ふと見るとこの光景が目に飛び込んできた。暴れの限りをつくし、濁流が民家を飲みこみ押し流した上流から約4キロ下流にある汐入橋。そのらんかんに巨木が突きささっている。携帯で写したのがこの一枚。
1000ミリをはるかに超える雨。それが紀伊半島全体に襲いかかった。この半島はそこここで急峻な地形を特徴にしていることは前にも書いた。くわえて、崩れやすい岩盤が多いことも書いた。それが熊野の神秘を形づくってもいるのだが、この雨量は想像を絶するものだ。
有田川、日高川、切目川、みなべ川、左会津川と右会津川、富田川、日置川、すさみ川、古座川、太田川など、紀伊半島の西側を流れる大小の河川のすべてが、今回の雨量でキバをむき流域の人々に襲いかかった。また、半島の山間部では土砂崩れが各地で発生した。
汐入橋の周辺には土砂が積もり、それが乾燥し、交通量が多いために砂煙が舞っていた。新宮市のボランティアセンターは救援物資と人とでごった返していた。この日、午後から市内の一部で水道水が出るようになった。山間部では孤立した集落や点在する多くの民家が救援を待っている。
【2011/09/08 11:15 】
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風と波の音
枯木灘海岸。
長さ70キロの海岸線が県立枯木灘自然公園である。珍しい岩礁や島があり、特異な海岸美を見せてくれる。日本で初めて童謡を集めた「日本童謡の園」という公園があり、紀州ゆかりの「まりと殿様」 「鳩ポッポ」 「お花が笑った」など10曲を流している「童謡の散歩道」がある。
そのなつかしいメロディーを聴きながら、江須崎橋を進むと江須崎島へ入る。この島は多くの原生林が残っており、国の天然記念物に指定されている。それもいいのだが、この小島には周囲を一周する遊歩道がつけられていて、歩いた人はご存知でしょうが、これがまたいいのだ。
この沖合いの海底に500年間生きていたという有名なサンゴがある。水深8メートルの海底にあるサンゴだが、先ごろオニヒトデの食害で死滅したと報じられた。このサンゴは年間1ミリしか成長しないらしいが、高さ5メートルにまで大きくなっていたと聞いた。
この島には四季を通じて魅力的な景観があり、時間があるときは遊歩道に足を踏み入れてみる。外海に向かって頬をさらす。 風と波の音しか聞こえない夕暮れなど、ふと涙がこぼれそうになる。
【2011/08/30 14:41 】
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稲刈りのころ
稲刈りのあとの風景
ああ、もうそんな時期になったのか・・・。先日、国道を走っていて見かけたので撮った。こうして天日にさらして乾燥させ、それから「稲はち」へと作業がつづく。が、最近では機械による乾燥がふえているようだ。
むかしは稲刈り鎌という刃の部分にギザギザのついた、ゆるく曲がった鎌を使って稲を刈ったものだった。昨今のコンバインみたいな機械で刈る場合は、機械が稲を鷲づかみにして刈り取ってゆく。大きな田んぼではそれが主流だ。
稲刈りが終わると、その切り株からはひこばえという新しい稲穂が出てくる。稲刈りが終わってしばらく経つと、ひこばえがうっすらと緑色の稲穂を伸ばしている。それはそれで美しいが、冬が来てやがて枯れてしまう、はかないものだ。
稲わらは細かく切って田んぼ一面に撒(ま)かれ、肥やしとして使われる。庭にコオロギが鳴き、トンボが秋の澄んだ空気に泳ぐ季節がやってきた。
【2011/08/24 15:52 】
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迷いクジラ
すこし高台に上ってシャッターを押した。
わが町の海岸線は小さな入り江がいくつもあり、なかなか美しい景観をていしている。去年だったか、その中のひとつの入り江に大きなクジラが迷い込んだことがあった。遠くは京阪神などからもクジラを見ようと車を走らせてやってくる人たちもいた。狭い入り江で、クジラは10日ほど身動きできずに死を待つのみかと多くの専門家もいっていた。
出勤途中、道路の横が入り江でクジラを毎日見て通った。巨体を自由に回転させるスペースもなく、いつ見ても同じ方向を向いたままで、脱出させようと専門化たちが海から陸(おか)からあれこれと試みたようだ。辺り一帯は見物に集まる人々でごった返したものだった。4日経ち5日経ちと、身動きできないままいらずらに日が過ぎていった。
最後の力をふりしぼってクジラが動いたのは、みんながあきらめていた頃だった。「ヤッタァー!」と、みんなが口々に叫んだものだった。湾内をはなれて紀伊水道に出てゆく姿をテレビ局のカメラが上空から追っていた。写真の右隅から左方向の紀伊水道に出て行ったことになる。
クジラが迷い込んだ入り江は稚魚が豊富で知られたところである。それを目当てに入ってきたのかどうか知る由もないが、とにかく死ななくてよかったとみんなが胸をなでおろした出来事だった。
にぎわった夏が過ぎるにつれて、海水の透明度が日に日に増している。
【2011/08/23 09:00 】
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美女湯温泉
みめゆ温泉と読む。
山里の片隅にあるこの温泉をご存知だろうか。「知らんわ」という方がほとんどだろう。淡いパステル調の浴場で、写真の外観とはまるで違った、明るく清潔な印象だ。浴槽もさほど大きくなく、なんだか可愛らしい感じで、女性に人気がありそうな雰囲気。
道沿いに数軒の民家がある。下を流れる清流の音が聞こえてくるだけという静けさ。そんな場所にポツンとこの温泉がある。泉源はここから100m上流で、山の斜面からコンコンと自然湧出している。
源泉が34.5度と低いのでボイラーで沸かしているんだという。営業日は火木土日の週4日で、時間は午後2~午後8時までの間。入浴料300円は、料金箱の中へ。
それにしても、もう少し外観をきれいにしたらどうかと思ったりもしたが、いや、このほうがいいかも知れないと納得した。
それはともかく、湯に入ると身体にごく細かい泡がつく。スベスベと気持ちがいい。午後の2時をまわったばかりで、まだ完全に湯が暖まっていなかったが、この暑さの夏には熱すぎずむしろ丁度いい湯かげんだ。
この美女湯(みめゆ)温泉は古座川の上流にある。温泉が特別好きというわけではないが、訪れた先々の温泉には浸かってみる。ここの湯はわるくない。
【2011/08/14 06:44 】
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